重量鉄骨構造(じゅうりょうてっこつこうぞう)


鉄骨構造のひとつで、次のような特徴を持つ鉄骨構造である。
1)重量鉄骨(H形鋼など)を柱・梁として使用する
2)柱・梁の接合部をボルトにより「剛接合」する
(「剛接合」とは外力を受けても接合部が回転・変形しないという意味である)
3)木質系パネル・軽量気泡コンクリートパネル・窯業系パネルなどで壁・床を構成する
このように「重量鉄骨構造」は、剛接合された骨組を持つ非常に頑強な構造となっている。 そのため、重量鉄骨構造は3階建ての一戸建て住宅や、3階建ての共同住宅で多用されている。(ただし最近は2階建ての重量鉄骨構造も見られる) 

関連用語
軽量鉄骨構造