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不動産は急いで買うな!「セールストーク編」パート3。
一度、整理しましょう。 価格が高いゆえに、リピーターがいないので売りっぱなし営業ができる。 価格が高いゆえに、繰り返し買うこともできないため情報量が少ない。 世界に一つなので、ゆっくり考える時間がない。 全ての原因は @価格(金額が高いこと) A希少性(世界に一つしかない) という不動産の特殊性です。 この2つの特殊性を利用して、不動産業界はいろいろなセールストークを開発してきました。 『不動産は急いで買うな!』相場編・金利編・資金計画編において、私が暴露した不動産業界の ウソも、不動産の@価格とA希少性があるからこそ成り立っているのではないでしょうか。 ゆっくり検討する時間があり、繰り返し買う商品ならば、あれだけのウソはつけなかったと 思います。 残念ながら、私もお客様も、不動産の特殊性をなくすことはできません。 では、どうすればいいのか? 簡単に言えば、賢くなることです。それしかありません。 しかし、不動産業界は一般ユーザーが、賢くなるのが本当に難しい業界です。 役に立つ情報が少ない。 情報だけはたくさんありますが、役に立つ情報が本当に少ない。 どんな風に役に立たないかの例をブログに書きましたので気になる方はご覧下さい。 土地・駅・マンション目利き入門1 土地・駅・マンション目利き入門2 よく言うぜ1 情報を入手する一般的な方法は、本や雑誌、そして今ならインターネットですよね。 が、不動産のことに関しては、一般の人にとって役立つ情報が本当に少ない。 これは、もう、どうしようもないくらいに少ないです。 皆無と言っていい。 ですから、私がお客様に実際に会った時に話す内容を伝えます。 できるだけ物件をたくさん見て下さい。 見るのは無料ですから。 今、お客様が求めているような物件が売りに出ているかどうかは分かりません。 もし、出ていないのならラッキーです。 出てくる前に、できるだけたくさん物件を見て下さい。 良いと思う物件だけでなく、悪い物件も見て下さい。 そうじゃないと、お客様が求める物件が出てきたときに、本当に良いかどうかを判断 できないからです。 高くても買った方が良い物件があります。 安くても買わない方が良い物件があります。 そういった判断をするのはお客様自身です。 「この物件は早く判断した方がいい」と、私がお客様に伝えなければならないくらいに、 ピッタリの物件が出てくることがあるかもしれません。 しかし、それは私が思うだけであって、最終的な判断はお客様です。 その判断をするためには、物件をたくさん見て、自分なりの相場観を作るしかありません。 最後に…。 私はただの不動産屋です。 不動産仲介業だけは、この15年間、少なくとも大阪市内では誰よりも真面目に取り組んできた 自信はありますが、それでも普通の不動産屋です。 いや普通ではないかもしれない。 普通の不動産会社よりも小さい、超のつく零細企業ですから。 その私が14年の経験で学んだことを正直に書いたのが、「不動産は急いで買うな!」です。 私としては当たり前のことを書いたつもりですが、会員様の多くから 「こんな話、今まで聞いたことがない」と言われました。 そのくらい、不動産業界はお客様が求める情報が少ないのでしょう。 『営業が伝えたい情報ではなく、お客様が必要としている情報を提供する』 エステート・マガジン企業理念 会社を設立する時に、私自身に課したルールです。 サラリーマン時代は、こんな簡単なことを守るのも容易ではありませんでした。 営業成績を上げなければならないからです。 営業成績を上げる人間でないと正しい意見も言えないですし、正しい意見を言う人間は 営業成績を上げられません。 ほとんどの営業会社がかかえるジレンマです。 私自身、営業成績は中の上といった程度で、決してトップセールスマンではありませんでした。 会社を維持するためには、売上が必要になります。 従業員が多い会社ほど、たくさんの売上が必要になります。 そして、悪魔に魂を売るのです。 若い営業マンを多数かかえる不動産仲介業者が、どのようにして、あれだけの売上をあげるかは、 ここでは書けませんでした。 彼らが持っている情報量と信用を敵に回すことは、今の私には怖くてできません。 私が言えることは、法律を守りながら人を裏切ることはできるということだけです。 大手と名のつく不動産業者は、法律を完璧に守ります。 ただし、法律は万能ではありません。 金持ちは法律を利用できますが、庶民は簡単に法律を味方にできません。 法律を守るのは、お客様のためなのか、会社のためなのかが大事だと個人的には考えております。 エステート・マガジンは超のつく零細企業です。 従業員は私を含めてわずか3人。 その代わりに営業エリアは大阪市阿倍野区だけに絞りました。 3人でそれ以上をカバーしようとすると情報網に穴ができますから。 目指したのは…。 広いけど浅い、ではなく、 狭いけど深い、です。 自転車で移動しますので、ガソリン代もほとんどかかりません。 インターネットによる営業が好調ですから、紙の広告も昨年に廃止することができました。 (ちなみにお金をかけたSEO対策は一切しておりません。 内容だけで検索順位を維持しております。) 売買仲介業務だけですから在庫もありません。 恐らく、会社の維持費はどの不動産業者よりも少ないと思います。 会社は小さいですが、志(こころざし)だけは、どんな不動産会社よりも大きいつもりです。 不動産業界の淀んだ空気を、せめて阿倍野区だけでもキレイな澄んだ空気に変える気持ちで 業務に取り組んでおります。 大阪市阿倍野区で不動産をお探しの方は是非一度ご相談下さい。 平成23年3月10日 株式会社エステート・マガジン 代表取締役 定山 光洛 セールストーク編トップへもどる。 セールストーク編パート1へもどる。 セールストーク編パート2へもどる。 ![]() ![]() ![]() ![]() | ||
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