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資金計画編 パート1

不動産を購入する際の資金計画。
お客様には非常に分かりにくいようです。

A不動産は○○と言っている。
B不動産は□□と言っている。
住宅情報誌には△△と書いてある
最近、家を買った近所のCさんは◇◇と言っていた。



どれが本当なの?
一体いくら必要なの?
頭金?手付金?自己資金?

と、途方にくれる方も多いようです。

あっちでこう聞き、こっちでこう聞きという感じで、情報がバラバラに入ってきますので混乱するのではないでしょうか。
理解すると簡単ですから、あまり難しく考えないようにして下さい。

では始めます。

資金計画は3段階に分けると理解しやすいです。
@合計(物件価格+諸費用)でいくら必要になるか?

A合計金額に対して自己資金をどれだけ充当するか?

B住宅ローンはいくら必要か?


こうして考えていくとスッキリします。

具体的な数字で説明しましょう。
ケース1(マンションの場合)
@マンション2,000万円と諸費用150万円とで合計2,150万円

A合計2,150万円に対して自己資金150万円を充当する

B2,150万円(合計)−150万円(自己資金)=2,000万円(住宅ローン)


こういう感じ。



ケース2(住宅の場合)
@住宅2,500万円と諸費用200万円とで合計2,700万円

A合計2,700万円に対して自己資金100万円を充当する。

B2,700万円(合計)−100万円(自己資金)=2,600万円(住宅ローン)

住宅はマンションより火災保険代が上がりますので諸費用が少し高くなります。



いかがですか?
そんなに難しくないでしょう?


念のために言っておきます。
上のケースは、あくまでも具体例として提示しただけです。
「ウチだったら諸費用はこんなにかかりません」 なんていう嘘に騙されないように…。
本当にそんなことを言う不動産業者がいるようです。


混乱しがちな用語の説明もしておきましょう。

頭金、手付金、自己資金のことです。

辞書やインターネットで調べると、長々と分かりにくい解説がしてありますね。
あまり難しく考えなくて大丈夫です。

頭金とは、契約時に用意するお金のこと。

手付金とは、契約時に用意する頭金のうち、売主に支払うお金のこと。

自己資金とは、お客様が現金で出すお金全額のこと。

これだけ分かっていれば十分ですから安心して下さい。


次は…。

簡単なはずの資金計画が、どうして難しくなるのか?
不動産業界には問題がたくさんありますが、資金計画の不透明性もその一つです。
その理由をパート2でご説明します。


長くなりました。

資金計画編パート2へ。

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