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専任のメリット?
媒介契約の種類についてご説明します。
- 一般媒介
複数の不動産業者にも売却依頼できます
- 専任媒介
1社しか売却依頼できません。但し、売主が直接買主を見つけた場合は、不動産業者を介さずに当事者だけで契約することも可能です。
- 専属専任媒介
専任媒介よりも売主にとって制約が厳しく、直接買主を見つけても不動産業者を介してしか売却できません。その場合であっても、仲介手数料も必要です。
要するに、一社だけに任せるのが「専任」。
他の業者にも依頼できるのが「一般」です。
ここで「専任」と「一般」を比べてみます。
私だけの意見だと不公平ですから、ALL ABOUTから抜粋しました。
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一般と比較したメリットとデメリットを見てみましょう。
専任媒介のメリットは
- 他社に抜かれることなく、業者が仕事に専念できる
- 任された業者も積極的な努力義務を強く持つ
- 指定流通機構への登録が業者に義務付けられている
- 依頼者に対し業務処理状況の報告義務がある
専任媒介のデメリットは
- 悪い業者は物件を独り占めしようとする
- 自社で客付けしようと、悪い業者は情報を出し渋る
- 他社との競争がない
デメリットにあげている点は、良心的な業者であれば、起こりにくいことです。
信頼できる業者が、依頼者のために活動するためには、専任で媒介を依頼するほうが
無難であるといえます…。
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おっと!この文章を読んで私はビックリしました。
『デメリットにあげている点は、良心的な業者であれば、起こりにくいこと』?
役に立たないアドバイスの典型例です。
確かに、良心的な業者であればデメリットは発生しにくいでしょう。
では、皆様に質問です。
良心的な業者かどうかを、どこで判断するのですか?
まさか、大手仲介業者だから良心的だなんて考えていませんよね。
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