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専任がダメな理由
ALL ABOUTに書いてある「専任」のメリット全てがダメな理由になります。
- 他社に抜かれることなく、業者が仕事に専念できる
>「一般」で依頼し他社に頼まなければ済む話。
それに、他社に抜かれたくなければ一生懸命に努力すれば良いのでは
ないでしょうか。
- 任された業者も積極的な努力義務を強く持つ
>「専任」であれ「一般」であれ、責任も義務もあります。
「一般」だったら努力しないけど、「専任」だったら努力するって
おかしくないですか?
- 指定流通機構への登録が業者に義務付けられている
>意味不明。
「一般」には登録義務がないだけで登録できないわけじゃありません。
登録してもらえば済む話。
- 依頼者に対し業務処理状況の報告義務がある
>これまた意味不明。「一般」には報告義務がないだけ。
「報告して下さい」と言えば済む話。また報告がなければ聞けばいいだけ。
報告があったからと言って売れるわけではないのです。
これにデメリットが加わるわけ。
- 悪い業者は物件を独り占めしようとする ← 重要
- 自社で客付けしようと、悪い業者は情報を出し渋る ← 重要
- 他社との競争がない ← 重要
どうですか?
残念ながら、売主が「専任」を結ぶメリットはほとんどなく、デメリットの方が明らかに大きいです。
反対に、依頼を受ける不動産会社には「専任」を結ぶメリットが大いにあります。
物件が売れれば確実に仲介手数料が貰えますから。
不動産会社にとっては非常にありがたい契約なわけ。
これが「専任」の一つ目の狙いです。
もう一つ、売主にスキがあれば、不動産仲介業者は大きな利益を得ることができます。
不動産仲介業が抱える闇(やみ)です。
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