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不動産は急いで買うな!「金利編」パート1。


今回は不動産相場ではなく、住宅ローンの金利のこと。
「金利が上がったらどうなるの?」 と気にされている方も多いと思います。
「金利が安いうちに買った方がいいかなあ?」 と漠然とした不安をお持ちの方もいるでしょう。

ところで…。
金利が上がる!という話を最近は聞きませんね。

基本的に、金利が上がる、のは景気が良い時です。
また、金利が下がる、のは景気が悪い時。

だから…。
「金利が安いうちに買った方がいい」というセールストークは減っています。
今の日本経済で、そんなこと言っても誰も信じてくれませんからね。

が、ちょっとでも景気が良くなれば、このセールストークは復活すると思う。
「金利が安いうちに買った方が得ですよ」と購入を勧める不動産営業マンが出てきます。

皆さん、気をつけて下さい。

「え?金利が安いうちに買ったほうが得なんじゃないの?」
と考える方も多いと思います。

うーん。惜しい。
でも、ちょっと違う。

正確に言いますと…。
金利が安いうちに借りて、金利が安いうちに支払い終えたほうが得なのです。
借りる時にいくら金利が安くても、安いうちに支払い終えないと、それほど意味はありません。
借りた当初しばらくの間、月々の支払いが安いだけ。


これは当たり前のことです。
ビックリした人いますかね?
ビックリしたのなら、あなたは要注意です。
悪い不動産屋に騙される可能性があります。

ここは、大事な話なので丁寧に説明します。
できる限り、分かりやすく簡単に説明しますので頑張って下さい。

住宅ローンは、金利が安いうちに借りた方が得!?
果たして本当なのでしょうか?

結論から言いましょう。
長期にわたる固定金利で借りる。
その後、金利が上昇し、変動金利が固定金利を超えた場合に限って得なんです。


金利が安いうちに借りて、安いうちに支払い終えれば得だと言いましたよね。
固定金利とは固定された金利のこと。金利が変動しません。
固定金利だと金利が変わらないですから、金利が変わらないうちに支払い終えることができるわけ。
当たり前のことですね。

ここで気付いた人もいると思います。
じゃあ、固定金利で借りればいいじゃない?

ピンポーン!
と言いたいところですが、そんなに単純な話ではありません。
残念ながら…。

ここからは具体的な数字があった方がいいですね。

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