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よく言うぜ7

不動産を買うプロ…。

不動産屋は何のために不動産を買うのか???
ここがポイントです。

1.売るため(投機)
2.貸すため(投資)


のどちらかなんです。

「住む家」を買う人とは目的が全然違うわけ。
だから、買い方も変わります。
具体的に言うと…。

5.自分の住みたいと思う場所に、
6.自分が住みたいと思う間取りの家


なんてことは一切考えません。

住み心地とか場所なんかはどうでもいいんです。
一般の人が気にするようなことは気にしません。

1.いくらで売れるか?
2.いくらで貸せるか?


これだけ。
だから、選択肢も増えて、買える物件も多いわけ。
不動産屋といえども、自分の住みたい場所に、自分の住みたい家を、予算以内で見つけることは
難しいです。
不動産屋でも、住む家は意外と普通の値段で買ってます。

「売れ残った部屋を安く買った」っていう不動産屋がいますが、売れ残ったんだから高かった
わけです。妥当な値段なら売れ残らないでしょ?
しかも、安かった代わりに場所や間取りは妥協してる。
つまり、意外と普通の値段です。
これはホントの話。

では、不動産屋は不動産を買って儲かるのか?
簡単に儲かるのなら不動産屋は倒産しませんね。
倒産する不動産屋が多いでしょ。

「売れる」と思った値段で売れていないから倒産してるんです。
「売れる」って思った値段で売れているのなら倒産しません。
リスクを背負ってリターンを狙っているわけで、失敗したら大きな損失につながります。
当たり前の話。甘い話に気をつけて下さい。

だから、私は一般の人が「住む家」を買うのに投機的観点や投資的観点を持ち込むのが
好きじゃないんです。
失礼を承知で言います。
素人がショーモナイことを考えると、安全どころか危険になるだけ。
『下手なアマチュアに限って練習もしてないくせに、
 プロでも打てないようなショットを打とうとする』


「もう下がらない」だとか「これから上がる」だとか「金利が上がる前に」なんて考えるのは
後回しにして大丈夫。
前回も書きましたけど、上がったら上がったいいじゃないですか。
「縁がなかった」と諦めて、次に下がるタイミングを待ちましょうよ。
『週間ダイヤモンド別冊』には「底を打ったあとは必ず加熱する」と書いてありましたが、
天井が来れば必ず下がります。


と言っても…。
簡単には上がらないと思うんですよね。
ま、先のことは分かりませんが…。

とにかく。
5.自分の住みたいと思う場所に、
6.自分が住みたいと思う間取りの家が、
7.自分の予算の範囲で見つかること


これだけを考えて不動産を購入した人は幸せそうに暮らしています。
そして、そんな物件を見つけるのだけで十分に難しいんです。

「『週間ダイヤモンド別冊』に2011年は不動産購入の絶好機って書いてあります」
なんて言う不動産屋には気をつけて。
先のことなんて分からないんですから…。


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